保育士資格合格パーフェクトナビ

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試験2019.09.12

保育士試験の過去問の注意点

保育士試験の対策について、とにかく過去問を解いて対策をする!という方もいらっしゃるのではないでしょうか。保育士試験対策で使われる過去問ですが、注意も必要です。本日は、気を付けたいポイントについてご紹介します。

過去問で注意したい「法改正」

例えば、児童福祉法ですと2019年4月1日から施行された児童福祉法の一部改正がありました。
その改正により、虐待を受けている子どもの保護やその保護者の指導に関する法案内容が変更となっています。児童福祉法は保育に直結するこおTに加え、内容の変更も比較的多いと言えます。そのため、無償化の対象になる子どもの年齢や世帯、一部補助の対象となる施設の種類などは確認しておくとよいでしょう。
特に昨今の保育士不足や待機児童といった現状は社会問題として大きな注目を集めています。そのため、保育士の処遇改善や人員配置の緩和など保育周りの法整備が国を主体に進められています。同じ年度に行われる試験も前期と後期で出題範囲は異なります。その都度、最新情報を確認して試験に臨むようにしましょう。

統計の情報にも注意が必要

統計の数字も保育士試験にはよく出てきます。チェックしておきたいところは、虐待の発生件数や相談件数などです。相談内容の内訳も併せて覚えておくとよいでしょう。出生率関連の数値も保育士委試験の出題範囲となっているトピックのひとつで過去に出題されているようです。
ただし、数字が最新のものかは注意しておきましょう。過去問でこのような統計に関する問題を解く場合は、問題文のパターンや問題形式に慣れるためのツールとして使うようにするとよいでしょう。インプットの際は、厚生労働省などの公的機関の最新情報を使って勉強しましょう。