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2020.10.22

人気芸人 キンタロー。さん、妊娠・出産・育児を語る

2020年1月に女の子を出産した人気女性芸人のキンタロー。さん。この度、朝日新聞に3回に渡って連載された妊娠から出産、そして育児への思いに共感の声が相次いでいます。
芸人から等身大のひとりの女性として母として、今どんな思いで過ごしているのでしょうか。

仕事をしていると、とてもいい気分転換になった

2019年に妊娠が分かった時、「仕事をセーブした方が良い」という思いと「メディアに出続けて結果を残さなければ忘れ去られてしまう」という思いが交錯したようです。人気者ならではの悩みですね。

同じように会社勤めをしていて妊娠が判明し、産休育休を取ることを考えると、「自分の居場所がなくなるのでは」「いろいろな面で後れを取るのでは」このような悩みに直面する女性は多いようです。

結局キンタロー。さんは、出産の直前まで仕事を続けることができたとのこと。振り返ってみると、仕事はとてもいい気分転換になっていたようです。
ずっと家にいると、1人で不安な気持ちと向き合わなければならず、仕事がある環境がありがたかったと思っているそうです。

出産時は産後ケア施設にお世話になった

キンタロー。さんは両親ともに他界していて頼れる人がおらず、子育てがきちんとできるか不安に思っていたようで、生まれる前から産後ケア施設を調べておいたとのこと。

予定日を過ぎても生まれる気配がなく、緊急で帝王切開になました。新生児との生活はやることがたくさんあり産後すぐに頼れる人がいる環境はとても助かったとのことです。

一般家庭でも核家族が増え、高齢出産も増え、親族を頼れない妊婦さんは多いでしょう。産後ケア施設を使うことがもっと一般的になり特別ではなくなること望んでいる、と語っています。

お母さんも、もっと自分の体や心を大切にして!

さまざまな情報があふれるネット界隈。自分で取捨選択することの大切さを感じているそうです。全てを正面から受け止めすぎないことも大切でしょう。

親になったことで改めて、自分の家族はもちろん、自分の心や体も大切にしなくてはいけない、と気付かされたと語っています。
母親になったとたん、自分のことは全て後回しで子ども優先になってしまうのは仕方ないことかもしれません。
なんとか時間を作って、自分の心も体も休める時間や空間を持てるといいですね。

2020年9月12日(土)・19日(土)・26日(土)朝日新聞朝刊より出典