保育士資格合格パーフェクトナビ

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試験2024.08.25

いまだから言える…実技試験5人の失敗談と対策法

実技試験では、誰しも緊張とプレッシャーを感じるもの。実技試験は筆記試験とは異なり、実際の保育現場で求められるスキルをその場で評価されます。
そこで今回は、合格者が過去に体験した実技試験での失敗を通じて、よくあるミスとその対策について詳しく解説。実技試験を控えている皆さんが自信を持って臨めるよう、参考にしていただければ幸いです。

 

1. 緊張しすぎて頭が真っ白に

失敗談: 「試験当日、会場に入った途端に緊張してしまい、頭が真っ白になってしまいました。歌の歌詞が思い出せず、パニックになってしまいました。」

対策: 緊張を和らげるためには、事前の準備とリラックス方法を身につけることが大切。歌の練習を繰り返し行い、歌詞をしっかり覚えておくことが基本です。
深呼吸や軽いストレッチを行うと、緊張をほぐす効果があるのでおススメ。また当日は、余裕を持って会場に到着し、落ち着いて臨みましょう。

 

2. 道具の準備不足

失敗談: 「絵本の読み聞かせで、普段使っていた絵本を持っていくのを忘れてしまいました。急遽、会場で用意された絵本を使うことになり、慣れていないために読み方がぎこちなくなりました。」

対策: 実技試験では、自分が使いやすい道具を事前にしっかり準備しておくことが重要です。リストを作って必要な道具をチェックし、忘れ物がないようにしましょう。
また、万が一に備えて、代替案を考えておくことも有効です。普段から異なる絵本で練習することで、どんな状況にも対応できる柔軟性を養いましょう。

 

3. 時間配分のミス

失敗談: 「実技試験の流れを考えすぎて、手遊びの時間が長くなり、最後のまとめが中途半端になってしまいました。」

対策: 実技試験では時間配分が非常に重要です。事前に試験の流れをシミュレーションし、各パートの時間を計測しておきましょう。タイマーを使って練習することで、時間感覚を身につけることができます。また、試験当日は、要所要所で時計を確認し、適切なペースで進めることを心がけましょう。

 

4. 声の大きさや話し方の問題

失敗談: 「緊張のあまり声が小さくなってしまい、試験官に何度も聞き返されました。また、話すスピードが速くなりすぎて、内容が伝わりにくくなってしまいました。」

対策: 話し方や声の大きさは、保育士としてのコミュニケーション能力の一部として評価されます。自宅や友人、家族の前で練習を重ね、率直な感想をもらいましょう。
また、録音して自分の話し方を確認することも効果的です。リズムよく、適切な声量で話す練習を続けることで、自信を持って話せるようになります。

 

5. 子どもとの接し方の不自然さ

失敗談: 「子ども役の試験官に対して、どう接していいか分からず、ぎこちない対応になってしまいました。自然なやりとりができず、試験官の反応も悪かったです。」

対策: 子どもとの自然なやりとりは、普段からの経験と練習が必要です。実際の保育現場での実習がいちばんですが、無理なら子どもと接する機会を積極的に作りましょう。
また、ロールプレイングを行い、さまざまなシチュエーションでの対応を練習するのがおススメ。自然な笑顔や柔らかい口調で接することを意識し、子どもたちと信頼関係を築く練習をしましょう。