保育士資格合格パーフェクトナビ

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仕事2019.07.04

注意!就職の際の保育園の選び方

求人見た際にどのように求人を検討すればよいのかわからない、各保育園によって何が違うのかはっきりとわからないという「求人迷子」の方もいらっしゃるのではないでしょうか。今回は保育園の間違った選び方についてご紹介します。

お給料と賞与だけを見て決める

入社を決める際の希望の一番の理由が「お金」の場合、働き始めてから日々の保育観に疑問を持った場合にモチベーションが下がりやすい。
もちろん生活していく上でお金はとても大切ですが、保育園を選ぶときの第一条件が給料の高さの場合に注意が必要です。給料の高さだけで選んだ場合、自分の理想とする保育観に合っているとは言えません。
「高給料で、保育観が合わない保育園で毎日勤務する」ことと「平均的な給料がもらえる、自分の理想とする保育園で毎日勤務する」のとでは、保育をする上での満足感、スキルの吸収量、ストレスもまるで違います。
自分にとって長く勤めたいと思える理想の保育園はどんな保育園なのか、自己分析をしっかりとして求人を選ぶ必要があります。

園定員だけで決める

待機児童を減らす対策として、最近増えてきているのが小規模保育所です。担当する園児の数が少ないのでひとりひとりとじっくり関わることができることや家庭的な保育を実践しやすいこと、0~2歳児までの乳児保育がメインの為行事が少ないことなどから人気が高まっています。
また、小規模保育では資格を保有していない方も勤務できる場合があり、資格を持っている者の業務負担が増え、責任を負う場合もあります。保育園での有資格者の割合は運営形態によって決められている為、運営形態をチェックして参考にしましょう。

A型(認可保育園分園型)定員:6~19名
職員全員が保育士資格を有しています。また、通常の配置基準よりも1名多く配置されている為、形態の中では一番保育の質が高いでしょう。

B型(中間型)定員:6~19名
職員の半分以上が保育士資格を有しています。通常の配置基準よりも1名多く配置されていますが、保育士と保育補助の職員がともに在籍している施設です。

C型(保育ママ型)定員:6~19名
保育士でなくても家庭的保育者と認定されていれば職員として勤務が可能です。家庭的保育者に認定されるためには市町村による研修を受けた上で保育士同等の知識や経験があるとみなされる必要があります。

保育士デビューとしてオススメ

新しく保育士として働く際にオススメな施設は、100名程度の認可保育園です。オススメできる点は以下2点です。
①複数担任制のため、先輩保育士からのサポートがある
新しく保育士として働く場合に、複数担任のクラスに配属される場合が多いため、経験のある先生と組むことができます。日々の細かいことも教えてもらえるため、先輩からたくさん吸収し、成長することができます。
②子どもの成長を長く見届けることができる
認可保育園には0歳から5歳までの子ども達が在籍しており、乳児から幼児までの成長や保育方法を学ぶことができます。小規模や認証と違い、保護者の都合で子どもが途中で転園するK十が少ないため、配属されるクラスによりますが持ち上がりで卒園までを見届けることが可能です。

園の雰囲気や働いている先生たちの様子など、求人票や採用サイトだけではわからないことはたくさんあります。就職先の保育園選びとして大切なことは「自分の目で見て感じること」です。
まずは自身について自己分析をして譲れない条件を決め、園見学に赴いてみましょう。