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仕事2023.07.24

保育士就職活動実態調査!即採用を希望する保育施設が増加傾向

 

保育業界に特化した調査・研究を行う機関「保育士バンク!総研」が、保育士・幼稚園教諭向け転職支援サービス「保育士バンク!」の利用実績をもとに、保育士の就職活動の実態調査を実施しました。

その結果が公表されたので見ていきましょう。

保育業界の就職活動の状況を確認してみてください。

調査概要

調査の主体会社は2013年に創業し、「人口減少社会において必要とされるインターネット事業を創造し、ニッポンを元気にする」という理念を掲げています。

調査方法:保育士バンク!の利用実績をもとに、月ごとの保育士の
求職者数と保育園・幼稚園等の新規登録数実績を分析
調査期間:2021年10月~2023年5月
対象者:保育士バンク!利用者

調査結果

保育士の就職・転職市場では、有料職業紹介を利用する求職者数が上昇し、求人数は低下している全体的な傾向が見られます。

また、雇用形態別ではパート雇用の求人・求職者が増加し、需要が高まっていることも分かりました。

採用タイミングについては、引き続き「いますぐの採用」を希望する園が8割近くあり、保育現場の人手不足が継続しています。それぞれ見ていきましょう。

求職者の推移

保育士就職・転職市場において、有料職業紹介を利用している求職者数と求人数の推移を計測しました。全体的な傾向として、求職者は上昇しており、一方で求人数は低下していることが分かりました。しかし、特に都内23区では求職者・求人数ともに減少傾向にあります。

雇用形態

雇用形態別に見ると、大きな変動はないものの、パート雇用の求人・求職者が増加しており、パート雇用の需要が高まっていることがわかりました。特に、2023年3月から2023年5月にかけての3か月間でのデータを比較した結果、パート雇用の割合が微増していることが分かります。

採用タイミング

採用タイミングについては、引き続き「いますぐの採用」を希望する園が8割近く存在し、保育現場での人手不足が継続していることが明らかになりました。利用実績をもとに、当月の園の募集要件で、入職するタイミングが「いますぐ」なのか「次年度開始時」なのかの割合を算出し、前月との比較を行った結果です。

これらの調査結果は、保育士の就職活動の実態を把握する上で重要な情報となります。

「保育士バンク!総研」は、引き続き保育業界における動向を追いながら、保育士の転職支援サービスを提供していくことでしょう。

今後も多くの保育士や幼稚園教諭にとって役立つ情報を提供していくことが期待されます。