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ニュース2026.08.24

6歳以上のチャイルドシート着用は6割?適正使用の呼びかけ

自家用車で子どもと出かけるとき、チャイルドシートを何歳まで使うべきか迷う家庭もあるのではないでしょうか。
国際交通安全学会の調査から、6歳以上の子どもの利用状況や、安全を守るために知っておきたいポイントを考えます。
子ども達が車で出掛ける話をしてきたらぜひ「チャイルドシートに座ろうね」と促してあげてください。
(※2026年2月23日の朝日新聞の記事を参考にしています)

6歳以上ではジュニアシートの使用が減少

国際交通安全学会の研究会が行った調査によると、6歳以上の子どもを車に乗せる際、学童用のチャイルドシート(ジュニアシート)を使用する人は、一般道で約6割、高速道路で約7割でした。
調査は昨年6月、小学生以下の子どもがいる1万人と、いない3千人の計1万3千人を対象にインターネットで実施されました。
道路交通法では6歳未満の子どもにチャイルドシートの使用が義務付けられていますが、6歳以上は義務の対象ではありません。
実際、6歳未満の使用率は年齢に応じて約8~9割となっており、6歳以上より高い結果でした。
私自身も「6歳」という年齢が一つの区切りになると思っていたため、法律上の義務がなくなった後も安全面から判断する必要があることは、改めて意識したいと感じます。

「6歳になれば大丈夫」という認識も

6歳以上でチャイルドシートを使用していない約3千人に理由を尋ねたところ、「法律で義務づけられているのが6歳未満のため」が37.1%で最も多くなりました。
次いで「6歳になったらシートベルトでいいと聞いた(気がする)から」が22.6%、「車両のシートベルトで十分だと思う(思った)」が20.7%でした。
こうした結果を見ると、「法律上の義務がないこと」と「使用する必要がないこと」を同じように捉えてしまう人もいるのではないかと思います。
保護者としては年齢を基準に考えるほうが分かりやすい一方、子どもの体格には個人差があるため、何を目安に判断すればよいのか分かりやすい情報がもっと広まってほしいとも感じます。

身長150センチ未満が使用の目安

日本自動車連盟(JAF)は、チャイルドシートを使用する目安を「身長150センチ未満」としています。
また、医療系の学会からは、シートベルトだけでは子どもの安全を十分に守れないとして、「13歳未満または身長150センチ未満」の子どもを使用義務の対象とすることが必要だとして、法改正を求める動きもあります。
年齢だけで「もう必要ない」と決めるのではなく、子どもの身長や体格を確認することが大切だと分かります。
普段何気なく使っているシートベルトも、大人と子どもでは同じように安全を確保できるとは限らないことを、家庭でも話題にしてみたいところです。

子どもの命を守るために適切な使用を

2024年8月には福岡市で軽乗用車とバスが衝突し、軽乗用車の後部座席にいた7歳と5歳の子どもが亡くなる事故がありました。
2人はシートベルトを着用していたものの、チャイルドシートは使用しておらず、シートベルトによる腹部の圧迫で内臓を損傷した可能性が指摘されています。
研究会のプロジェクトリーダーを務める岩貞るみこさんは、シートベルトだけでは子どもの命を守れないことを認識し、チャイルドシートを適正に使ってほしいと呼びかけています。
法律上の義務だけを見るのではなく、子どもの体格に合った安全対策を考えることが重要です。
私たち一般の利用者にとっても、「何歳まで必要か」ではなく「今の体格で安全にシートベルトを使えるか」という視点を持つきっかけになる調査だと感じました。