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ニュース2022.03.18

全面休園700件以上!新型コロナウイルスで休園する保育園が後をたたず・・・

全面休園700件以上!新型コロナウイルスで休園する保育園が後をたたず・・・

全国で猛威をふるう、新型コロナウイルス、オミクロン株。
かかる確率が低いと言われていた子どもたちに感染が広がっています。
3月3日時点で715件の園が全面休園!
ちなみに、1月13日時点では86件の園が全面休園でした。感染力の強さに驚くばかりです。
(出典:厚生労働省『保育所等における休園等の状況』)

困惑する保護者たち

休園になると、子どもたちをあずけるところがなくなり、働く保護者たちは身動きが取れず困ってしまいます。
子どもをあずけることができなければ、パパママのどちらかが仕事を休むことになってしまう状況に。
「夫が在宅ワークなので、子どもの面倒をお願いしている」という家庭がある一方、「夫も私も正社員で毎日通勤しています。保育園が休園となると、当たり前のように夫は私が休むものだと決めつけて、仕事にいきます。聞く耳なんて持ってもらえません」という家庭も・・・。
もしもコロナで全面休園になってしまった際にどうするのか、各家庭で話し合いをするよう、保育園からも事前に促しておくと良いでしょう。
「子どもが通っている園は大丈夫」と、のんきに構えている親は実は多いもの。
700件以上もの保育園が全面休園になっている今、しっかりとオミクロン株の脅威と休園の可能性と各家庭での話し合いの重要性を伝えていきましょう。
また、子どもを別の保育園に預けて働いている保育士は、子どもの園が休園になると身動きが取れなくなってしまいます。
そうなってしまった時、保育園ではどう対応していくのか、今から対策を講じておきましょう。

繰り返される全面休園

「今年になって、すでに2度目の休園・・・」と、ため息をもらす保護者の姿もよく見かけます。
保育園は、感染予防対策をしっかりと自分で取ることができないような小さな子どももたくさん通っているところ。
3歳児以降は、現在はマスク推奨されていますが、うまく装着できない、すぐにマスクを触ってしまう、気持ち悪くなって装着し続けることが困難など、現場ではさまざまな問題に直面している状態です
その結果、クラスで1人陽性者が出ると、クラスメイト全員が濃厚接触者になり、検査をしたら全員陽性だったということも。
保育園でできることは、園内での感染対策をしっかりと行うこと。
それともう一つ。家庭での感染対策をしっかりとしてもらうよう、お願いすること。
休日だからといって、安易に人の多いところに出掛けるのは、なるべく控えてもらいたいものです。
感染対策は大変ですが、その中でも子どもたちが楽しめることを探し、「保育園楽しかった」と言って卒園してもらえると嬉しいですよね。
園と家庭での二人三脚で頑張りましょう。

保育園も大変ですが、保育士試験を控えている皆様は、コロナに罹患しないよう、三密は避ける、うがい手洗いの徹底、消毒、睡眠をしっかり取る、ご飯は三食食べる等、コロナ対策と免疫力を上げる生活習慣を意識していきましょう。