保育士資格を取得するために必要な条件の一つが保育士試験に合格することです。資格試験の勉強となると気が重くなりがちですが、保育士になるためのステップとしてポイントを抑えて合格を目指しましょう。
保育士試験 筆記試験対策
●独学の勉強方法
良い教材であってもただ眺めているだけや覚えっぱなしでは頭に定着しません。重要なことは覚えたらすぐにアウトプットすることです。
まずはテキストをしっかりと読み込みます。重要事項や覚えにくいことはノートに自分の字でまとめておき、何度も見直すことで記憶が定着しやすくなります。（記憶をするのに青いインクのペンが効果的とされています。）
大抵のテキストには確認問題が章の最後についているので、読み込んだらすぐに確認問題を解いてみましょう。間違えたらまた戻って確認をします。
大雑把にテキスト全体の内容を覚えられたと感じたら、過去問をどんどん解いていきます。間違えたところはテキストに戻って確認をする。過去問を解く。これの繰り返しで苦手分野をつぶしていきましょう。
過去問や予想問題集はリハーサルだけではなく自身の苦手分野の発見にも役立ちます。
●無料ツールの利用
保育士試験経験者のブログや、ネットでの無料対策講座を見る。
ネットで探してみると一発で合格された方も結構いらっしゃるのがわかります。
Youtubeにも保育士試験対策について動画を更新しているものがあります。動画コンテンツで内容をざっと確認したり、実技試験の音楽や言語表現の対策にピッタリなのでチェックしてみてくださいね。
●筆記試験の合格ライン
筆記試験は、9科目全て6割以上の得点が必要です。科目の中でも「子どもの保健（小児保健）」や「子どもの食と栄養」といった科目は主婦の方は得意かもしれませんね。逆に「教育原理」や「社会的養護」、「社会福祉」などは現役の学生さんの方が理解しやすいかもしれません。
