保育士資格合格パーフェクトナビ

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試験2022.06.03

保育士試験実技の内容と対策

令和4年前期の実技試験まで残り1ヶ月となりました。

練習は進んでいますでしょうか。

ここで改めて試験の概要と対策のポイントについて見直していきましょう。

楽しく練習できる科目を2つ選んで挑戦することが合格のポイントです。

 

実技試験の概要

2022年7月3日日曜日に開催される実技試験。

出題科目は音楽表現に関する技術、造形表現に関する技術、言語表現に関する技術です。

内容と求められる力

●音楽表現

保育現場で幼児に歌って聞かせることを想定して課題曲2曲を弾き歌いします。

歌と伴奏、リズムなど総合的に豊かな表現ができることが求められます。

 

●造形表現

試験当日にわかる課題・保育の位置場面を絵画で表現します。

情景と人物を豊かにイメージした描写とともに色づかいといった保育士として必要な造形表現ができることが求められます。

 

●言語表現

3歳児クラスの子どもたちに3分間のお話をすることを想定してお話をします。課題は4つのから1つ選んでおきます。

子どもが集中して聴けるよう、声の出し方、表現、幼児に対する話し方ができることを求められます。

 

対策のポイント

それぞれの科目の内容と対策についてみていきましょう。

音楽表現に関する技術

2022年前期の音楽の課題曲は「小鳥のうた」「びわ」です。

ピアノ、アコースティックギター、アコーディオンのいずれかを選択して2曲弾き歌いします。

対策のポイントは笑顔で楽しく演奏すること。

子どもたちと一緒に歌うことを想定し、間違ってもやり直さずにそのまま弾き終えます。

スマホで動画を撮って確認したり、家族や友人の前で弾き歌いをしたりして客観的に自分を見ながら練習しましょう。

豊かな表現ができているかどうかが評価のポイントになります。

 

造形表現に関する技術

縦横19cmの枠内に保育の位置場面を絵で表現します。色付は12〜24色程度の色鉛筆です。

絵の内容、シチュエーションは試験当日に掲示されるので条件をいたした表現をしなければいけません。

対策はさまざまな保育のシーンをイメージする力が重要なポイントになるでしょう。

上手に描くというより、子どもたちに見せる、わかりやすく明るいイメージの絵を描くことが大切です。

明るい色遣いを意識しながら対策をすすめてください。

過去問終夜予想問題集なで保育の画面を描くことに慣れておきましょう。

 

言語表現に関する技術

発表されている4つの課題の中から1つ選択して、子どもが集中してきけるような「3分間のお話」を行います。

2022年の課題は「ももたろう」「3びきのこぶた」「おおきなかぶ」「3びきのやぎのがらがらどん」です。

目の前に3歳児が15人程度いることを想定して、子どもが楽しめるようにお話を3分間にまとめます。

身振り手振りは良いですが、人形や台本を用意してはいけません。

幼児に対する話し方ができているかがチェックポイントなので、子どもたちに話しかけるイメージで練習しておくことが大切です。

話の本筋を頭に入れ、子どもたちがわかりやすいようにあらすじを作り、スラスラと話せるように繰り返し練習しましょう。