保育士試験に合格し、保育士の登録を済ませ、いよいよ転職活動、となるのは春でしょう。
それまでに保育士としての実践をつむため保育補助などで保育現場を経験するのも良いですね。
保育現場で子どもたちに人気がある保育士さんとそうでもない保育士さんをみかけるかと思います。
子どもたちに好かれている保育士の特徴をご紹介しましょう。
笑顔
保育士にとって必須アイテム「笑顔」。
子どもたちを安心させ、集まらせる効果があります。
日々の仕事に忙殺され、人間関係にストレスを抱えていると知らず知らずのうちに真顔になっていたり眉間にシワが寄っていたりします。
自分の感情を整理し、いつでも笑顔でいることが保育士には求められます。
一緒に遊んでくれる
仕事だから・仕方なく、遊びに付き合う保育士は一見「遊んでくれる保育士」に見えますが、楽しそうではありません。
自ら喜んで子どもたちの輪の中に入って遊ぶ保育士は人気者です。
遊びに参加して楽しさを共有してくれる保育士と子どもたちは遊びたいのです。
3歳以上児になってくると楽しく遊んでくれた保育士とはまた一緒に遊びたいと期待します。
抱っこしてくれる
スキンシップが好きな保育士はどのような子でも受け入れる包容力があり、愛情豊かな方が多いでしょう。
子どもたちは保育士とのスキンシップが大好きなので、抱っこやおんぶ、手つなぎやおでこをくっつけたりしてくれる保育士にはお互いの温かさを感じて安心したい子どもたちが寄ってきます。
話を聞いてくれる
2歳児以上になってくると話が達者になってきて、自分の話をきいてほしいと思う子がたくさんでてきます。
忙しい保護者に代わって話を聞いてくれる保育士のことを子どもたちはとても好きです。
「うんうん」「そうなんだね」と真剣に聞いてもらったことを喜んでさらに話を広げてくれます。
そんな子どもたちの話に寄り添い、共感して、ほめたり、疑問をなげかけたり、アドバイスをしてくれる保育士であれば何度でも話したくなるでしょう。
子どもに謝ることができる
話を真剣に聞いてくれることもそうですが、その上で自分が失敗してしまったことを子どもたちに謝ることができる保育士は信頼されます。
誠実に子どもたちに向き合っていることが子どもたちにも伝わるからです。
忙しい保育現場では思い込みや勘違いで子どもたちをつい注意してしまうことがあります。
わかってくれなかったと子どもたちをがっかりさせてしまうこともあるでしょう。
そんなときに「ごめんなさい」と保育士が素直に謝ることで子どもたちは保育士への信頼や好きという気持ちが深まるのです。