令和4年度保育士試験後期の筆記試験まで残り5月となりました。
半年は見ておかないと一発合格は無理と考えていませんか?まだ間に合います。
こちらでは筆記試験まで残り5ヶ月という方が意識しておきたい勉強のポイントについてご紹介しましょう。
忘れてはいけない受験申請
前記試験受験者で後期試験を受験希望の方も後期用の「受験申請の手引き」を請求し、受験申請する必要があります。
前記の実技試験が難しかった方は受験申請書受付期間が他の方より長めにしてあるので、必要であればチェックしておきましょう。
●受験申請の手引き請求・発送
令和4年7月5日より開始
詳細は6月中旬にコチラに掲載されます。
●受験申請書受付期間
令和4年7月5日〜7月26日(消印有効)
前記実技試験不合格者の方は8月19日(消印有効)
インプットよりアウトプット
筆記試験まで残り5ヶ月の場合、2ヶ月がインプットの期間、残り3ヶ月がアウトプットの期間として意識しましょう。
インプットよりアウトプットの方が大切なのです。試験ではアウトプットするわけですから。
●インプットの2ヶ月
インプットする2ヶ月間はとにかく地道に覚えていくことです。
人はその日に覚えたことも次の日には忘れてしまいます。
目安はテキストの9科目全部を2ヶ月で4周目を通すこと。
1周目は全体像を掴むため、1科目を1日半くらいのペースでさらっと目を通しましょう。
2周目は重要用語・語句を赤シートで隠しながら目を通します。
3周目も同じく重要用語・語句を赤シートで隠しながら目を通しましょう。
どうしても覚えられない言葉だけ声に出して覚えるのもオススメです。
4週目は3年分ほどの過去問題集を用意して、テキストからその出題箇所を探します。
どこにどのような文章で載っていた文言がどういった形で出題されていたかをチェックしていきましょう。
もしテキストに載っていない問題が出ていたら付箋を貼って頭の隅においておき、アウトプットのときに出てきたら覚えます。
●アウトプットの3ヶ月
過去問題集を解いていくのも良いのですが、オススメは一問一答問題集を解くことです。
こちらも3ヶ月で4周するくらいやり込みましょう。ポイントはわからない問題があったからといってテキストに戻らないことです。
1周目で出題傾向に慣れます。間違えた問題には付箋を貼りましょう。6〜9枚の付箋を貼ったところでもう一度間違えた問題を問いてみます。間違えたら付箋を貼る、付箋が溜まったら再度問いてみる、正解したら付箋を取る、を繰り替えしましょう。何度も間違える問題には付箋が増えていくのでどれを間違えやすいかわかり、何度も解くため覚えます。
2周目で重要事項に慣れましょう。1周目と同様のやり方で、2周目は貼る付箋を増やします。よく出題されている問題が重要事項です。何度問いても意味がわからないという文言や文章にはこれまで使っていない色の付箋を貼っておきましょう。
3周目では2周目で意味がわからなかった文言や文章に貼った付箋の問題をまとめて調べます。ここでも問題を解きながら間違った問題には付箋を貼って、まとめて復習しましょう。その際になぜこの答えになるのかの説明が簡単にできるようになることを目指してください。
4周目も2周目、3周目同様に付箋を貼りながら問題を問いていきます。早い方は2ヶ月あれば10周くらい問いているかもしれません。4周目に入るとなんとなく答えも覚えてきてしまうでしょう。一問一答の問題と答えの解説までできるようになったら、もう一冊一問一答の問題集を問いてみましょう。
基本は抑えられているのでマスターするのは早いかもしれませんが、問題文の違いで覚えていたことを間違えることもあるので本番に備えて引っかからないように問いてみてください。
自分の苦手を理解し何度も問いて地道に覚えることで5ヶ月でも筆記試験一発合格できる実力を身につけることはできます。