実技試験本盤の前日は、いよいよという焦りが出てきてしまうかもしれません。
遅くまで実技の練習をせず、もと者や洋服の確認などを済ませて早めに就寝しましょう。
実技試験当日の朝は早いです。もう一度、もう一度と最後のおさらいをしたい気持ちはわかりますが、万全の体調で試験に臨めるよう備えましょう。
当日の持ち物
保育士実技試験当日に忘れていけないものはどの科目を受ける方も共通して「受験票」です。
試験というと必要なものは「受験票」なので忘れるわけがないと思いがちですが、実は意外と忘れてしまう方がいます。
途中で気づいて焦って引き返さなくて良いように必ず持っていきましょう。早めに会場入りして申し出れば再発行してもらえます。
また、飲み物とお弁当は先に用意しておきましょう。待ち時間を想定して飲み物は多めがオススメです。
当日のスケジュールがわかってからでも良いと思って行ったら、会場周りにコンビニエンスストアすらないという可能性もあります。
そして、受験する科目によって持ち物は異なります。
音楽に関する技術を受験するときの持ち物
・紙の楽譜
・ピアノ以外を選択した場合のアコースティックギターやアコーディオン(独奏用)
・ギターのカポタスト(必要な場合)
チューニングは事前に済ませておきましょう。
楽譜はほぼ暗譜していたとしても、お守り代わりに必ず持っていきましょう。
言語に関する技術を受験するときの持ち物
試験室に持ち込めるものはありません。
会場へ向かう途中や待ち時間に読み直すせるように台本を会場に持っていくようにしましょう。
造形に関する技術を受験するときの持ち物
鉛筆またはシャープペンシル(HB~2B)
色鉛筆(12~24色程度)
消しゴム
腕時計(アラーム等の音が鳴らないもので、計算機や電話などの機能がないもの)
鉛筆削りは持ち込めますが、試験中使用する場合は試験監督員の了解が必要です。
消しゴムやよく使う色の色鉛筆は落としてしまったときのために呼びをもっておくことをオススメします。
色鉛筆は机を広く使えるように場所を取らないペンケースに入れ替えても大丈夫です。
身だしなみを整えるもの
実技試験は個別で受験する面接のようなものです。
表情はもちろん身だしなみも見られています。お化粧直しをするためのメイクポーチやくし、歯ブラシなどがあると良いでしょう。
また、体温調節ができる服装を心がけると会場の寒暖差に対応できます。
カイロやひざ掛けも準備すると良いでしょう。
待ち時間に使えるもの
長い人は8時間ほど2科目の間の待ち時間が開く人もいます。
本やスマホがあれば時間を潰せるでしょう。
スマホで時間をつぶすという方はモバイルバッテリーを用意しておくと安心です。
半日以上待ち時間があることを想定して、一度会場をでて近くに時間を潰せる場所がないか事前に調べておくと良いでしょう。