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仕事2019.05.30

オープニング園で働くメリット・デメリット


オープニング保育園とは、開園予定の保育園、新しく開園した1年目の保育園を指します。待機児童問題解決のため新設保育園はどんどん増えています。既存の保育園とは異なる面が多々ありますがスタッフ募集はの求人は増えているため、転職や就職のチャンスとも言えます。

オープニング園で働くメリット

オープニングならではの働くメリットについてご紹介します。
●すべてが新しくきれい
施設も備品も遊具も新しいため、快適な環境で働くことができます。子ども達にとっても快適で設備の老朽化によって怪我をするなどの確立が低いのも安心できる材料です。
●人間関係が築きやすい
保育士同士がゼロから同じスタートとなるため、意見や相談がしやすいことがメリットです。一緒に力を合わせていく中で連帯感が生まれ、自然と親密な関係を築きやすくなります。煩わしい上下関係がなく、フラットな人間関係からスタートできることが大きな魅力です。
●保護者とも協力しやすい
保護者や地域の人との関係も一から作り上げていくため出来上がった関係を把握する必要がなく、一緒に園を作る感覚になってもらえることが多いのもメリットです。しっかり信頼関係を築いていけば、何かあったときにも協力的になってもらえるでしょう。
●やりがいが大きい
自分たちで一から作り上げていける楽しさがあります。積極的にアイディアを出せるなどモチベーションが上がりやすく達成感を味わえることがメリットです。大変なオープニングスタッフとして働いた経験はこれから役に立つ貴重な財産となるでしょう。

オープニング園で働くデメリット

オープニング園での新がゆえのデメリットについてです。
●非常に多忙
決めることややることが非常に多いため、残業や持ち帰りの仕事が多くなる可能性があります。人手不足にもなりやすく、時間的にも体力的にも厳しいこともあります。ゼロから作り上げるやりがいと隣り合わせになることも多いでしょう。
●試行錯誤の連続
これまでのマニュアルがない状態のため、指示がされない分、常に試行錯誤が必要です。自分で考えることが求められるため、積極性がないと仲間の足を引っ張ることになったり、経験者ほど負担が多くなることもあります。
●臨機応変さ
想定外のことやトラブルに対して前例を参考にできません。戸惑うことが多くあったり、誰がどのようにすればいいのか対処に追われるなど既存の園で働くよりも機転とタフさが必要となります。
●人間関係で注意すること
オープニングの時点では人間関係はフラットとなりますが、人間関係も一から作り上げていくことになるため、良好な関係を築く努力も必要です。人それぞれの本質が出てくるためムード作りに注意しましょう。それぞれの得意を活かして協力できる関係が良いですね。

オープニングスタッフに向いている人

新規開設の園で働く事は大変なことも多いですが、保育士として積極的に働きたい、自信や経験値を上げたい、心機一転したいという方には自分に合った環境となるはずです。新卒の方も周りと協力しながら経験値を積むことで既存園では積めない経験やスキルが身につくでしょう。メリットに魅力を感じる方は是非、オープニング園で働いてみてはいかがでしょうか。