保育士資格合格パーフェクトナビ

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仕事2023.06.06

履歴書に保育士資格取得のことを書くのであれば

保育士資格は、2003年の児童福祉法改正によって、保育士資格は民間資格から国家資格に変わり、名称独占資格となりました。

保育士資格の正式名称は「保育士資格」です。履歴書にこのように書きます。

養成学校で卒業と同時に保育士資格を取得することになる方や、保育士資格試験を受験して取得する予定の方では履歴書に記載する際の条件が変わってきます。内定先に誤解を与えないように書き方に注意しましょう。

 

「保育士資格取得」と履歴書にかけるのは

履歴書の免許・資格欄に保育士資格と記載することは、保育士登録を終えて保育士証を保有している人に限られます。

保育士として働くためには、各都道府県が委託する保育士登録事務処理センターに対して「保育士登録」という手続きが必要です。

この手続きを完了すると、保育士証を受け取ることができます。保育園で働く際には、保育士証の所持が必要となります。

履歴書に「保育士資格取得見込み」と記載できる状況とは

履歴書の資格・免許欄には、「20〇〇年 ○月 保育士資格 取得見込み」と、保育士登録が完了する予定の日付を記載するのが望ましいです。

より誤解を生まないようにするためには、「20〇〇年 ○月 保育士資格 取得見込み(保育士試験合格済み)」のように、合格した旨を追記しても良いでしょう。

卒業すると保育士資格が取得できる学校の場合、保育士試験を受験する必要がないため「保育士資格取得見込み」と書けば100%保育士資格が取得できることになります。

しかし、保育士資格試験を受験しなければならない方が履歴書に「保育士資格取得見込み」と記載するためには、保育士試験に合格し、保育士登録手続きを行い、証を受け取る手続きが予定されている状態である必要があります。

そのため状況によっては内定先に誤解される可能性があるのです。

もし保育士資格を取得する見込みがなく、まだ勉強中である場合は、「保育士資格取得に向けて勉強中」と記載するのが適切です。

また、見込み通りに資格を取得できなかった場合は、内定をもらっていた保育園と相談し、入職時期や雇用条件について再調整する必要があります。

 

大切なのは誤解を生まないこと

履歴書の記載内容は正確で誤解を招かないようにすることが重要です。

保育士資格の取得見込みを明確に伝えることや、保育園との適切なコミュニケーションを通じて条件を調整することが求められるでしょう。

 

もし見込みや勉強中で資格を取得できなかった場合は、保育園との条件調整や保育補助としての雇用などの話し合いが行われる可能性があります。

最終的な条件は採用時の条件次第であり、事前に条件が合格後の採用となっていた場合は、不採用になる可能性もあることを理解しておく必要があるのです。

保育士資格取得スクールの中にはそういったケースで、実際の保育園で保育補助として働きながら資格取得を目指すことを促す場合もあります。