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2021.05.08

子連れのお出掛けが便利に!JR主要駅でベビーカーの貸し出しが始まる

JR東日本は、首都圏の主要な駅でベビーカーの貸し出しを始めました。駅を出てからも使用できるのが最大のメリット。評判は上々のようです。

貸し出し&外出OK!私鉄でもなかった、画期的なサービス

今まで大手のデパートなどではベビーカーの貸し出しを行っているところがありました。しかし店を出る際に返却しなければならず、自由度が低いのが難点。
一方でJR東日本が始めたサービスは、駅構内で貸し出しも返却もでき、スマホ1つで完結するという便利さが売りです。
2021年4月現在、首都圏の16の駅に設置されています。東京・川崎・高輪は有人スタンドで、あとは無人スタンドです。
今後スペースが確保できれば増設し、2021年度中には40カ所まで増やす予定です。

登録・貸し出し予約・返却 全てスマホで完結!

スマホ一つで完結する仕組みも画期的。最初に申込み登録をし、借りたい日時を予約、使用する時には予約時に受け取ったQRコードをスタンドにかざすだけでOKです。
いちいち窓口に寄って申込書を書いて・・・こんな時代ではなくなりました。赤ちゃんと一緒のお出掛けはそれでなくても大変。便利&時短はうれしいですね。

JR東日本 ベビーカーレンタル「ベビカル」サイトはこちら
https://babycal-jre.com/

小さな子どもを持つ社員の妻のアイデアだった

このアイデアは、実際に小さな子どもを育てる社員の妻からだったとか。実際にベビーカーのまま子どもを列車内に持ち込んで置き場所に困り、冷たい視線を浴びることがストレスだったそうです。
最近は乗り心地を重視し、ベビーカーが大型化しています。これでは列車内に持ち込むことをためらってしまうでしょう。
このサービスを利用すれば、電車内は抱っこひもで固定し、電車を降りて買い物をするときはベビーカーを使うことができます。
JR東日本は、潜在的なニーズは高いと考えています。日常的な買い物やお出掛けに気軽に利用して欲しいと話しています。

小田急電鉄は5/2~5/30まで「子育て応援トレイン」1両を運行

「赤ちゃん連れのお出掛けは小さなお引越し」。小田急電鉄では子育て世代の気持ちを記載した中づり広告を掲示した「子育て見守り車両」を運行。周りに配慮を求める取り組みを実施しています。

子ども連れの乗客に対し、わざわざ「配慮してください」と呼びかけなければいけな時点で、まだまだ日本は子育てに寛容ではないのでは、とも感じますね。
こんなあたりまえのことを提示しなくても、周りが温かい目で子育て世代を見るような社会になってくれることを願います。

2021年4月23日(金)朝日新聞朝刊より出典

2021年4月28日(水)朝日新聞朝刊より出典