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2022.04.05

マスクからコロナウイルス感染の可能性

マスクからコロナウイルス感染の可能性

マスクから、子どもがコロナウイルスに感染する可能性があるという話、ご存知ですか?
今回は、マスクの意外な盲点をご紹介いたします。

「触らない」ができるか

小さな子どもは、何でも手で触れて、その手を口に運びがちです。
子ども自身がしているマスク。触らずにいることができますか?
大人がつけているマスク。抱っこしたときに触ろうとしていませんか?
小さな子どもに「触っちゃダメ」と言っても、効果はゼロ。
子どもがつけているマスクだけでなく、保育士やパパママがつけているマスクや、保育園のお友達のマスクまで触ってしまうので、そこから感染してしまう確率大!

そもそも正しく装着できない

小さな子どもに、正しくマスクを装着させようとしても、無理な話。
ちょっと大人が目を離したすきに、息苦しくなって鼻を出したり、顔がかゆくなって触ってしまったり。
マスクを取ってしまうだけならまだしも、マスクを使って遊び始めてしまう子も見かけます。
乳幼児は、マスクを正しく装着できないものだと思って対応することが無難です。
それよりも、手洗いうがいをしっかりと習慣つけさせましょう。

マスクのデメリット

2歳以上はマスクを着けた方が良いと言う意見もありますが、幼児のマスク着用にはさまざまなデメリットがあります。
特に、これからの季節、気を付けたいのが熱中症でしょう。
マスクでこもり、体温が上がり、熱中症を助長させてしまうマスク。その上、表情や顔色が見えづらいため、大人が熱中症に気が付いてあげるのも遅くなります。
2歳以上でもマスクの着用は危険がたくさん!
マスクをせずに新型コロナウイルスに罹患する可能性よりも、別の体調不良が引き起こされる可能性の方が高いと言われているほどです。

マスクよりも気を付けるべきこと

子どもにマスクを着用させるよりも、気を付けるべきことが他にあります。
それは、「他の人が顔につけているマスクには触らない」を徹底させること。
保育士や保護者がつけているマスク。触らないようにさせることが第一に必要です。
そして、周りの大人が新型コロナウイルスに罹患しないようにすること。
今、子どもの罹患率は上がっていますが、この原因は、家族である大人からの罹患です。
保護者がコロナになる→子どもにうつる→子どもの保育園の友達にうつる→保育園の友達の家族にうつる
そのため、保育園でクラスターが発生しやすくなっているのです。

春。入園シーズンになりました。
さまざまな家庭の子どもたちが保育園に入園してきます。
ぜひ、保護者の皆さんに、まずは大人がコロナにかからないよう徹底してもらうようお願いしてください。