保育士資格合格パーフェクトナビ

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2019.06.13

地域限定保育士とは

地域限定保育士とは平成27年度に決まった制度です。保育士資格の取得を目指す方にとってどのようなメリットがあるか、地域限定保育士の制度について理解を深めていきましょう。

地域限定保育士とは

地域限定保育士の制度は保育士不足解消のために考えられた制度です。保育業界の背景を知識として身に着けておくことは、これから保育士を目指す方にとってよりみなさんの力が必要であることを感じていただけると思います。

地域限定保育士と一般的な保育士の違いとは

地域保育士は、年に2回全国で行われてきた保育士試験に加えて、3回目の試験として特定の地域限定で実施される保育士試験です。
地域限定保育士試験に合格すると「地域限定保育士」に認定されます。
資格習得後3年間は合格した自治体のみで保育士として働くことができます。一般的な保育士との違いはこの初めの3年間の制約のみです。登録後3年が経過すれば通常の保育士と同様に全国で働くことができます。
その為、試験の難易度も通常の保育士試験と相違はないとされています。また、通常の保育士試験で合格した科目は、地域限定保育士試験においても免除されます。地域保育士試験で合格した科目も次回以降の保育士試験において免除されます。

地域限定保育士の受験資格

地域限定保育士の受験資格は、通常の保育士試験と同様です。以下、保育士試験の受験資格です。
①保育関係の学科を卒業している必要はない
学校教育に基づいた大学・短大、2年制以上の専門学校を卒業していれば受験が可能です。保育士資格と関係のない学部でも受験することができます。
②実務経験があれば受験資格がもらえる
①の条件に当てはまらない方も実務経験によって受験は可能となります。最終学歴が高等学校卒以上であれば2年以上かつ2,880時間以上の実務経験、中学校卒であれば5年以上かつ7200時間以上の実務経験が必要です。