保育士資格合格パーフェクトナビ

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2018.12.18

保育所の入所基準を確認しよう


保育所に子どもを預けたいと考える親御さんは非常に多いですよね。
その中でも国から補助金が出る為に保育料を抑える事が出来る、認可保育園に預けたいと思う方がかなりの割合を占めるのではないでしょうか。

保育所の入所基準とは

しかし、申し込めば必ず入所できる訳ではないのです。
児童福祉法に基づく基準を満たしている家庭でないと入所が認められないのはご存知でしょうか。

認可保育園に入所できる条件を見てみましょう。

  • 両親共に昼間に労働をしている
  • 母親が妊娠中、または産後直後
  • 疾病や負傷、障害等で育児が困難
  • 親族に要介護者がいる
  • 震災等による災害の復旧に当たっている

等の状態にあり継続的な育児が困難な家庭が入園の条件を満たしていると言えます。

入所基準を満たしても優先順位がある

上記の条件を満たしている上で申請を行い、各自治体が審査をして優先度を決めます。
その優先度に基づいた判断から、入所の順番が決まります。
近年では共働きの夫婦や親の介護等と様々な事情を抱え入所条件を満たしている家庭が増加する傾向にあり、それに対して認可保育園の数が不足し待機児童が増加している状況にあります。

認可外保育園という選択肢

基準を満たしていなかったり、順番を待つ余裕が無く今すぐに入所の必要がある場合は認可外保育園に預けるのも選択肢の1つです。
保育所不足の対処法として保育所設置の規制緩和が行われ、民間企業が保育事業に参入したことから新規保育園の開園が増えつつあります。

保育士の需要が高まっている今、1人でも多くの受験者が合格し保育士として活躍する事を期待したいですね。