保育士資格合格パーフェクトナビ

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2019.11.21

保育士の仕事とは


保育士とはどんな仕事に就く人を指すのでしょうか。保育士と保育士資格の定義についてご紹介します。

保育士とは

保育士とは全国の保育所(保育園)を中心に、児童養護施設や乳児院などの児童福祉施設などで保育や地域の子育て支援の職業につく人のことです。多くの保育士が選ぶ主な職場は保育所です。子ども達一人一人の年齢や発達の状況に応じて、子ども達の体と心の成長を助ける仕事をします。主に子どものとの遊びや行事活動、体験活動や地域との触れ合いを通じて子どもの成長を援助します。
また、子ども預かる保護者から子育てに関する相談に応じるのも保育士の重要な仕事です。近年では、在宅で育児をしている家庭への支援や、地域の子ども達や保護者への子育て支援も保育士の重要な役割のひとつとなっています。

保育士資格の法律による定義

保育士は「児童福祉法」にもとづく国家資格です。誰でも保育ができるわけではなく、保育の専門的な知識と技能があると国が認めた方のみが保育士として働くことができます。

保育士とは、児童福祉法第18条の4が定める
「保育士の名称を用いて、専門的知識及び技術をもって、児童の保育及び児童の保護者に対する保育に関する指導を行うことを業とする者」
で、資格取得者以外の者にその資格の呼称の利用が法令で禁止されている国家資格になります。基本的には、この資格を取得していなければ「保育士」となのることはできません。
<保育士になることができない人>
児童福祉法第18条の5では、保育士となることが出来ない人を定めています。例えば保育士が禁錮以上の刑に処せられた場合、刑の執行から二年経過するまでは、保育士登録ができる状態であっても登録を受けられず、保育士になることはできないといった決まりがあります。
保育士登録ができない「欠格事由」について、詳しくは総務省の児童福祉法に記されています。